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​なぜ低農薬?

​安心・安全な食品をお届けするために

おいしいブドウを皆様や、皆様の大切な人に安心して食べてもらえるよう日々努力しています。

ブドウをはじめとする果樹は収穫までの間に様々な病気や害虫に狙われています。農薬を使わずに栽培をすることは非常に困難です。農薬が使えないと収穫できる量は激減し、見た目も贈答品としては好ましく無いブドウが多く出来てしまいます。

そのため、必要最低限の農薬で済むように農薬以外での防除を徹底すること・有機JAS農産物で認められている農薬を積極的に使うこと・使用する農薬の性質や機能の理解を深め、適切な時期に適切な量を使用することで低農薬を目指します。

 

​病気のもとを減らす

病気や害虫が冬場に越冬する場所の多くは、木の古い皮の中や、ぶどう棚に巻き付いたつるなどであることがわかっています。冬場に越冬できる量を極力するなくすることで、次の年に残る菌・害虫の量を減らし農薬を少なくできます。

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​雨の量を知る

農薬には耐雨性・残効期間があり、これらを知ることで適切な時期に農薬を散布でき、不要な農薬散布を減らします。

耐雨性とは葉についた薬剤は雨により溶け出し、菌の増殖を防ぎ病気を防いでくれます。雨が多くなることで付着している薬剤が減っていき、菌の増殖を防げなくなってしまいます。このため、薬剤の効果がなくなる前に次の農薬を散布しなければなりません。

前回散布からの降雨量がわからなければ、薬剤の効果が残っているかわからない為、効果が十分残っているにもかかわらず無駄に農薬を散布してしまう結果となります。

当園では写真にあるような装置を使い天気予報では把握できない当園の圃場の降水量を把握し、適切な時期での農薬散布を行っています。

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​病気にかかりにくい木にする土づくり

木の栄養はチッ素・リン酸・カリウムが3大多量要素となります。このうち、チッ素成分が多ければ多いほど木の成長する勢いは強くなります。これを樹勢が強い木といいます。樹勢が強くなることで、沢山のブドウを成らすことができます(一本の木から多くのブドウを取ることができます)。特に化学肥料を使用することで大量のチッ素を土に入れることが可能です。多くのブドウを成らせたければ多くの化学肥料を土に入れることで収穫量は増やせます。しかし、過剰なチッ素は葉や実を病気に弱くさせてしまいます。そのため、多くの農薬に頼らざるを得ない状態となります。

当園では、収穫量は減りますが化学肥料を使わずに信頼ある養豚業者さまから1年以上かけ堆肥化させた良質の豚プン堆肥を使用しています。また、毎年土壌分析をし、土の状態を適正にするように努め、過剰なチッ素が入らず適正な樹勢で病気に強い木になるような土づくりにも力を入れています。そうすることで農薬の量を減らしています。

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